ラベルの読み方

【日本酒】③精米歩合とは

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今回は③精米歩合について見ていきます。

以前、精米歩合や醸造アルコール添加などによって分類がわかれているというお話をしました。 以下、過去の記事です。こちらもご参照ください。

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精米歩合とは 

さて、そもそも精米歩合とは何のことなのでしょうか。
これは言葉の意味からも取れるように、どれだけお米を削ったのかという表示です。

正確にいうと、削って残った部分を精米歩合の数字としてラベルに記載します。

上の画像を例に説明すると、
玄米を精米して残った米の割合が【精米歩合】となります。
例1 40%削ったら精米歩合60%
例2 35%削ったら精米歩合65%

 

味わいはどのように変わるのか

周りの部分はタンパク質や脂肪が多く、澄み切った日本酒の味を作る妨げとなってしまいます。
そのため。多く削った方が、味が澄んだ綺麗なお酒になります。

反対に削りを少なくすると、雑味が残り複雑な旨味があるお酒になります。

以前もちらっとお話しましたが、精米をしたから凄く美味しいお酒になるかと言うととそうではありません。
精米歩合が低い日本酒にも、米の深い味が存分に感じられるというメリットが有ります。また燗をして楽しむという方法もあります。

それぞれに美味しさがあるということです。

 

どれくらいお米を削るかというのは、どんな味わいの日本酒を作りたいかという造り手さんの想いと方向性によって決まります。

 

造り手の酒造技術

小ネタにはなりますが、精米歩合が低くても旨い日本酒を造るには高い酒造技術が必要なんだそうです。
そもそも精米というのは、玄米の表面にある部分を削ることによって、日本酒に雑味が出ないようにしています。
精米歩合が低いということは、雑味が出る部分が多く残っているということです。
その米を使って雑味を感じさせない様な旨い酒を造れる酒造技術を持っているというのは本当に凄いと思います。

 

まとめ

これは個人的な意見になりますが、ぜひ大吟醸というネームバリューに惑わされず、精米歩合が低い日本酒も飲んでみてください。

新たな出会いがあると思いますよ。

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